火星移住計画 Mars One Project 片道切符でも志願者1000人以上

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オランダのベンチャー企業Mars One が、
「2023 年までに人類を火星に送り届ける」という

「Mars One Project」というプロジェクトを立ち上げた 。

世界中から公募で第1陣宇宙飛行士、男女2名ずつを選抜する。

さらに10年後までには、20人が「コロニー」を作り、
科学実験や生命の痕跡の探査などを行うそうだ。


2023年前年までに探査車を使用して居住施設を整備、
宇宙飛行士は地球に戻らず永住するという、いわば本当の意味での移住計画だ。

したがってマーズ・ワン計画に参加する飛行士たちは、火星で人生を終えることになる。

マーズワンのWebサイトは、
「我々人類が火星で学び、成長し、繁栄し、永住するための基盤を確立する」と宣言。


＜火星コロニーのイメージ図＞

しかし、火星の環境は平均気温マイナス55度、
大気の大半を二酸化炭素が占める苛酷なものだが、
飛行士らの生活に欠かせない酸素は火星地下の水分から製造するという。


こんな前代未聞の計画の宇宙飛行士の公募に世界各国から応募が殺到しているという。





これまで火星への有人宇宙飛行を試みた者はいない。

仮に火星までの有人飛行ができたとして航路に9ヶ月。
無重力状態に長くいると骨の骨密度が低くなり骨がもろくなるという弊害がある。

火星までの航路で浴びる放射線の被ばく量に人間が耐えられるかどうかにも疑問がある。


現実的には、宇宙というところは生命維持が極限に困難な空間であるということを
ほとんどの人は理解できていなだろう・・・。


まぁ、せっかくの壮大なロマンだから、
悲観的な見方ばかりでなく、もう少し夢を持ってこのニュースは見守っていこうかな。

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タグ：火星移住 Mars One